『ゆるキャン△』は女子高生の緩いキャンプを観るだけで心癒される不思議なアニメ!

はじめに

だいたいねぇ、いい年した男性がこの手のマンガを観るのは抵抗があるし勇気が要るんですよ。
萌え系のタッチで、日常系アニメ。しかもキャンプが題材だなんて。
全く自分と接点ないじゃない!?なので1話だけ味見するはずだったのですが…。

きっかけは

キャンプ人気の火付け役

今って空前のキャンプブームじゃないですか。キャンプ雑誌で知りました。
コロナの自粛ムードも手伝って密にならない野外で過ごすのは、「なし」よりの「あり」なんですか??
自分、家にいますけども。

で、今どきの若い子は「カワイイ」を求めて気軽にキャンプするんだって。キャンプガールっていうね。
その火付け役となったのがこのアニメというんです。

地元の町おこしでも一役

あと、物語の舞台がゆかりのあるロケーションだったりしまして。

地元のTV番組で特集組まれてました。そしたら県を挙げてこのアニメを応援してるようなんです。
アニメの舞台となったキャンプ公園などは聖地と崇められ、例年にない盛況ぶりを見せているとのこと。

こんなんで町おこしできるかっつーの!って半疑でしたが
地元愛もあり、そこがどう描かれているか、気になったので、観てやることにしました。

ゆるキャン△とは

中部地方(山梨、静岡、長野)を舞台に、ソロキャンプや野クル(野外活動サークル)活動を通し
キャンプの魅力とそれを身の丈に合った範囲で満喫する女子高生たちの日常を描いた作品。
2021年1月に単行本は500万部を突破、2期のアニメもオンエアされた。同時に実写化もされている。
2022年にはドラマ化も予定されている。

第1話のあらすじ

静岡から山梨に引っ越してきた女子高校生・なでしこは、“千円札の絵にもなっている富士山”を見るために自転車を走らせて本栖湖へ。しかし天気はくもり空。富士山も望めず、疲れ果てたなでしこはその場で眠りこけてしまう。目覚めてみるとすっかり夜。初めての場所で、帰り道もわからない。心細さに怯えるなでしこを救ったのは、1人キャンプ好きの女の子・リンだった。冷えた身体を温め焚き火にあたる2人。ぱちぱちと薪の爆ぜる音が、湖畔の静寂に沁み込んでいく。焚き火を囲み、カレー麺をすすりながら会話するなでしことリン。やがて2人が待ちに待った瞬間が訪れる。「見えた……ふじさん……」なでしことリン、2人の出会いはここからはじまった。

出展:amazon prime video ゆるキャン△ シーズン1 紹介文より引用
アクアパ
アクアパ

本当にキャンプするだけだな!!

でもほっこりするね!

 
 
ぼくとネコ
ぼくとネコ
開発元:IGNITION M
無料
posted withアプリーチ

登場人物

出展:©あfろ・芳文社/野外活動サークル

志摩リン
本編の主人公。スクーターでどこのキャンプ場にも出向き、1人でテントを立ててソロキャンプをしてしまう、
たいへん肝の座った、行動力のある子。
普段はクールだが、仲間のピンチにはすぐに駆けつける優しい子。

各務原なでしこ
静岡の浜松から山梨へ転校してきた女の子。
志摩リンと出会いキャンプの魅力に目覚め、野クルに入部。ドジっ子なのに料理は上手。
こっちが主人公か?と思うほど出没する。

犬山あおい
ほんわかした雰囲気で京都弁で話す。かわいいウソをつくのが上手。そして巨乳。
小学生の妹の「あかり」も、そろっていたずらっ子である。

大垣千明
野クル(野外活動サークル)の部長。
リーダーシップがありメンバから慕われているが、
同時にオタク気質もあり、最初はリンからちょっと敬遠されていた。

斉藤恵那
リンと仲良しのお友達。メンバ内では一番のインドア派でまったりペースな子。
チワワを飼っている。名は(チワワにかけて)「ちくわ」。

このアニメの魅力

まずとにかく公式のPV。このアニメの雰囲気を感じてほしい。

出展:©あfろ・芳文社/野外活動サークル

以降、自分が魅力と感じた点をあげてゆく。

各話から拾うので多少ネタバレを含みますが、あらすじには触れないようにします。

アイリッシュ系のBGM

アイリッシュ系とはアイルランド地方のバイオリンなどの管弦楽器で奏でる伝統的で民族的な音楽のこと。

このリズムが、キャンプ活動をはじめとした彼女たちのゆるい日常ととてもマッチしている。

自然豊かな景色

出展:©あfろ・芳文社/野外活動サークル

トンネルや木陰を抜けて差し込む太陽光の眩しさや、森や山の風合いまでとても丁寧に描写されている。
キャンプのだいご味である、絶景を味わう感動がしっかり感じられ、そこにいるような没頭感さえある。
なのにアニメキャラとのコントラストに違和感がないのが凄い。

キャンプのノウハウ

出展:©あfろ・芳文社/野外活動サークル

ストーリーの合間にキャンプで役立つノウハウの解説が入るので、観ているだけで勉強になる。
この回はスキレット(鉄なべ)のシーズニング作業。よく洗い、オイルを塗って、空焼きをして、
表面をコーティングしている。

アクアパ
アクアパ

自分もアルミのフライパン買ったときにやったっけ

米のとぎ汁でやってたね

 
 

ご当地のリアリティ

左:リンの家 右:湖畔キャンプ場の屋内 出展:©あfろ・芳文社/野外活動サークル

地元のロケーションや、雰囲気がそのまま伝わってくる。

主人公の住まいは昔ながらの一軒家だし、
湖畔キャンプの天井には、「魚拓」やら「富士山の絵画」やら、ありのままが飾られている。

ご当地スポットやB級グルメも豊富に登場する。

右上:正式名称は「まかいの牧場」。出展:©あfろ・芳文社/野外活動サークル

独特な描写も

このアニメの特色である「ほっこり」と「ゆるさ」を引き出している。

モノがしゃべる

左:松ぼっくりは優秀な自然の着火剤。 出展:©あfろ・芳文社/野外活動サークル

スマホでつながる

「ねてる」って返すセンスである。 出展:©あfろ・芳文社/野外活動サークル

温泉シーン

おそらく製作サイドは、このアニメにお色気を持ち込むつもりはないと思う。
ただ幸い、リンたちが「キャンプのだいご味の1つが「温泉」である」と心得てくれているので
そういうシーンも少なからず、というか、頻繁に出てくるということだ。
健全なアニメなので過度な期待をしてはならない。

出展:©あfろ・芳文社/野外活動サークル
アクアパ
アクアパ

こんなんじゃテント立たない

彼女たちに謝れ!!

 
 

人とのふれあい

偶然出会った登山者と交流 出展:©あfろ・芳文社/野外活動サークル

一番伝えたかったのはここ!あえて最後に持ってきた。

メンバ同士では、お互いの個(キャンプスキルだったり、料理上手だったり)
を持ちながら、助け合い、足りないところを補い合ってキャンプを成功させる。
そんな彼女たちの成長を描いてゆく。

キャンプの管理人さんに元気に挨拶したり、隣のキャンパーさんと助け合ったりと、
人の温かみが存分に感じられて、それが物語の伏線にもなって、
とてもよい作品に仕上がっている。

おわりに

この作品を観るには

ゆるキャン△公式サイトでは、DVD&BlueRayBoxを好評発売中だ。
しかしなかなかのお値段だ。コアファンならばコレクションするのだろう。

アニメ・マンガ・声優・アニソングッズ専門店のゲーマーズもチェック。

時代はサブスクライブ

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とても良いアニメですので、気になる方は一度お試しあれ!

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